2008/11/14

ゲームな論文2 やっぱり大好き任天堂

任天堂は花札屋さんだった
ゲームウォッチを経て、今や任天堂と言ったら「ファミコン」なのである
「64」も「Wii」も世のお父様・お母様方にとってはきっと「ファミコン」なのである

Minikon」で論文の概要は述べたのだが、改めて原文を読み直し、つっこみを入れたいと思う

Brasington R. Nintendinitis. N Engl J Med.;322(20):1473-4. PMID: 2330022

「任天堂/Nintendo」と「腱炎/Tendinitis」の合成語
要はビデオゲームのやり過ぎによる腱炎

「35歳の婦人がクリスマスホリデーの間に来院した 5時間ぶっ続けでゲームをやっていたら、翌日になって親指の付け根が痛くなった 消炎鎮痛剤の服用とゲームの中止で完全に直った 私はこの病気をNintendinitisと呼ぶことを提唱する」

この論文には決定的な欠陥がある
それは「ゲームソフトを明記していないこと」である

私はこの手の論文を作成する際には、ゲームソフト(またはテレビ番組など)を明記することを提唱したい
なぜなら、ゲームソフトは病気の原因(病因)の一つと考えられるからだ
きっと、「信長の野望(KOUEI)」だったらこんな症状は出ないはずだ

病因の考察無しにあたらしい疾患概念を提唱しようとするのは論文として致命的であり、
掲載却下(Reject)が妥当と考える


■まとめ
・原因(ゲームソフトなど)を明記しない論文はReject!
・大人もやっぱりゲームが好きだ

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