吉川英治の三国志をご存じだろうか?
魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備らが織りなす長編歴史小説である
私の中学ではKOUEIから発売された「三国志」というソフトがブームとなっていたため、その世界観を把握するために読んだ記憶がある
弱小国家、蜀の劉備が主人公で、彼のサクセスストーリーと死後に蜀が辿る没落の物語である
話が変わって、PCエンジンが登場したときはそのグラフィックのすばらしさに巨大国家・任天堂の没落を憂いたが、杞憂に過ぎなかった
盤石の任天堂独走体制…かと思われたが、家電業界の巨頭・SONYが青竜刀ならぬPLAY STATIONをひっさげて任天堂に殴り込みをかけてきた
差し詰め「赤壁の戦い」である
ソフトの開発が遅れたり、人気シリーズのゲームがPLAY STATIONから発売されたりと、任天堂には不利に働く要因が多かった
その影響かPubMed(医学論文のデータベース)を検索すると、「Nintendo」をキーワードにすると24件、「PLAY STATION」を題材とする論文は16件であり、PlayStationがかなり肉薄している (2008/11/15調べ)
そんな中で異彩を放っていたのが今回取り上げる論文だ
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Inglis RL, Welbury RR. PlayStation lip. Br Dent J. 2000;188(11):585. PMID: 10893807
短い文章なので今回も全文を和訳(意訳)する
「拝啓 PlayStationのゲームに熱中するがあまりに、下唇にけがをした子供がいるのに気がつきました 最近、Newcastle歯科医院の小児歯科に来院した2人の子供を診療しました 子供たちの下唇には多数の傷があったのです 話をうかがったところ、この傷はPlayStationで遊んでいるあいだにできたことが分かりました これ以上傷つかないように軟らかいスプリント(マウスピースのようなもの)を渡しました 読者の中に私どもがPlayStation唇(PlayStation Lip)と呼んでいる現象にお気づきの先生がいらっしゃるか大変興味があります R. L. M. Inglis、 R. R. Welbury」
つまらない
と〜〜〜〜〜〜〜ってもつまらない
「任天堂てんかん」のように学術的に攻めるでもなく、「任天堂腱炎」のように患者のおかれた背景を浮き彫りにするでもない かといって「急性Wii炎」のようにまじめにバカをやっていない
中途半端でおもしろみのない駄文です
何の考察もない、「こんな事があったよ」的な作文です
何しろ私の掲載判定基準であるゲームソフトの記載が欠落している
なんだか打っていて腹が立ってきた
まとめ
・吉川英治の三国志は永遠のバイブルである
・すくなくともゲーム業界において世に与えたインパクトはNintendo >>> SONYだろう
・つまらない症例報告は呼んでいて腹が立つ
・腹が立つと腹が減るのは裸の大将だけではない
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