2011/03/25

Minimalism, magic and ecstacy

ミニマリズムという言葉自体が、「余分な要素を切り捨て、事物の本幹を強調する」という意味合いを帯びていて、
ミニマリズムの反復により、一定のリズムを生み出すというムーブメントにつながっているようにとらえている

極めて乱暴な言い方だが、ドイツに起こったバウハウスを代表とする建築学、フランスのエリック・サティの狂気じみた(エクストリーム)ミニマルミュージックなどの音楽的な概念、草間弥生の水玉への固執やフラクタル・マンデブロ集合などの視覚的な表現・幾何学的概念や、果ては原子核・中性子の周囲を飛び回る電子と太陽を中心とする惑星の律動運動まで、全ては反復の美学=ミニマリズムと考えている

ミニマリズムがなぜ心地よいのか?
これも乱暴な考えであるが、最小単位の反復による呪術性と恍惚感にあると思う

例えば盆踊り、元をたどれば先祖への畏敬の念を表す祭、即ち呪術の一種である
反復的なリズムの音楽を演奏し、櫓を中心として極めて幾何学的に照明を設置し、
加えて一定方向に回転しながら反復的な律動により踊る

此即ち、聴覚・視覚・運動を動員したミニマリズムの表現であり、此を通して(目的か結果か不明瞭であるが)恍惚感を得る行為である

テクノの一ジャンルに、ハードミニマルやサイケデリックトランスという分野があり、
これらのパーティーで得られる恍惚感は、盆踊りと極めて相似形であり、現代版の盆踊りと言って過言ではないと思う